製品事業部【製品製造】
JIS認証工場の高品質なコンクリート二次製品を製造・出荷
製品事業部は、JIS認証工場として厳格な品質管理の下で、大型連積ブロックなどのコンクリート二次製品を製造しています。これらの製品は、災害復旧やインフラ整備などの公共工事で擁壁として使用されます。JIS認証により製品の品質と信頼性が確保され、確かな製品出荷が行われています。
当事業部は2011年に旧河野ブロックを吸収合併して製品事業部として生まれ変わり、JIS認証工場として安定した品質を確保していることが強みです。西日本豪雨災害の復旧工事では、工期短縮可能な省力型間知のKPブロックの納入で現場の早期復旧に貢献しました。
また、四国のほぼ中央部に位置する地の利を活かした好アクセスも強みです。
生コン事業部にて規格を満足したフレッシュコンクリートを受入れ、各規格に則った型枠へ打設して大型連積ブロックなどのコンクリート二次製品を製造します。
これら二次製品はJIS認証製品であり、河川堤防や堰堤、山間部法面などの崩落防止の擁壁として使用されます。
また、工期短縮が求められる災害復旧などのインフラ整備に大きく強みを発揮します。
生コン事業部からコンクリート二次製品用に配合され、性状試験を満足したフレッシュコンクリートを型枠に直接受け入れます。フレッシュコンクリートは気温や湿度などで性状が変わるほど敏感な原料となりますので打設作業は熟練度が求められます。
受入れ時に型枠内にモルタルや骨材が偏らないようにバイブレーターを用い均等に打設します。また、表面は仕上がりに直接影響するため、熟練スタッフによる小手を用いた慣らし作業を行います。
場内は決して広くありませんが、作業の安全に配慮したスペースを確保して打設後の型枠を一定時間養生します。作業効率にも配慮した配置を行います。
養生後は脱型作業を行います。鉄製の型枠は非常に重いため複数者により段取りよく型枠を外します。外した型枠は次の打設に使用するためきれいに清掃し剥離剤を散布します。脱型後はバリなどの余剰物の除去や表面を均等にきれいに仕上げるケレン作業を行います。
同時に表面にエクボや割れなど無いか目視チェックし製品が完成します。完成後の製品は場内の在庫置場へ移動し出荷を待ちます。
アーク溶接・メンテナンス・・・工場内で設備や道具等の補修やより使いよくするための改善作業も行います。
各コンクリート二次製品は、災害復旧やインフラ整備など四国各地域の施工現場へ崩落防止などの擁壁として出荷されます。製品は施工時に綺麗さもある為、積込納入の際は傷つき等が無いよう安全第一に慎重かつスピーディに配送・納入を行います。
重機類
メーカー | 名 称 | スペック |
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KOMATSU | タイヤショベルWA100 | バケット容量1.3㎥ |
TOYOTA | フォークリフト | 2t×1台 |
TOYOTA | フォークリフト | 3t×2台 |
TOYOTA | フォークリフト | 5t×1台 |